中学部
非認知スキル
養成講座

非認知スキルの育成。

グローバル化が進み、AIやロボットが急速に普及していくこれからの世の中では、「さまざまな分野の基礎知識と特定分野の深い専門知識を持ち、その知識をもとに世界のさまざまな国の人々と協力しながら、業務を推し進める」ことが必要になります。文部科学省は、そんな社会環境の中で求められる人材として、「疑問を持ち、考え抜ける人」「さまざまな人々と目標に向けて協力できる人」「失敗しても粘り強く取り組み、前に進める人」を挙げています。野田塾の非認知スキル養成講座は、これからを生きる子どもたちの、「考え抜く力」「チームで働く力」「前に踏み出す力」を育てます。

思考力・表現力が求められるとき

学習指導要領の「生きる力」では「思考力」「表現力」「判断力」が重視されています。その背景にあるのは、社会の変化です。AIが普及し、働き方が急速に変化していく先行きが不透明な現代では、変化を前向きに受け止め、自分の知識を世の中にある情報と関連づけながら、今、どのようなことが起きているのか、これからどんなことが起こるのかを推測し、その中から課題を見つけて、解決策を考察していかなければなりません。

また、「協働」という言葉も現代のキーワードです。さまざまな課題を解決するためには、関係する人々が、お互いに対等な立場で、お互いの存在意義や特性を理解し、尊重しあいながら活動していかなければなりません。チームワークを高めて活動するには、お互いの考えをきちんと伝えられるようにしておく必要があります。ですから、次世代を担う子どもたちには、「新たに課題を発見する力」や「発見した課題の解決策を考案する力」が必須となります。そしてまた、自分の考えをまとめ、ほかの意見の取捨選択の判断をし、それをみんなの前で表現する力は、子どもたちにとって一生涯必要なスキルと言えるでしょう。

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非認知スキルは未来を生きる力

「思考力」「表現力」「判断力」など、数値化することが難しく、測定できない能力を「非認知スキル」と呼びます。環境問題・資源エネルギー問題など、持続可能な世界を実現するために解決すべき課題に取り組むために必要とされる力です。「思考力」「表現力」「判断力」のほかに、OECDでは以下のような能力を非認知スキル(社会情動スキル)としています。

カテゴリー スキル
目標の達成 責任感・自己抑制
協働性 共感性・協調性
開放性 好奇心・創造性
他者とのかかわり 社会性・積極性
複合的な能力 批判的思考・自己効力感

先の読めない時代では、未来を生きる力になる非認知スキルを身につけた人材が社会でますます求められるようになっていきます。そのため、高校入試・大学入試でも非認知スキルを必要とする問題が出題されるようになってきています。