わくわく理科実験
コールドパック
地層調査

コールドパック・地層調査

「本物」の理科に触れていただくために、令和6年度も「わくわく理科実験教室」を実施いたします。興味・関心こそ学習の第一歩です。理科実験教室を通して理科を1つの教科としてとらえるだけではなく、身近な現象と結びつけることで理科への親しみを持っていただきたいです!毎月楽しみにしている理科実験!今年度3回目の内容は、小5は「コールドパックを作ろう」、小6は「地層のつくりを調査しよう」でした。なぜコールドパックは冷たくなるのか、地層ってどうやって出来るのか、予想し実際にやってみることで、理科の楽しさを学びました。。

小5は「コールドパック」を作りました。

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 はじめにものの溶ける様子を観察しました。食塩と砂糖ではとける量に違いがあることを実感しました。そして、中学2年生で学習する内容を5年生のうちから先取り!発熱反応と吸熱反応を実験を通して学びました。
  どれも同じように見える白い薬品でも、水に溶かすと温度が上がったり、下がったり、さまざまな温度変化にびっくりしました。「なんで!?」がたくさん飛び交い、ついつい何度も触って温度を確認してしまいました。
  最後は、市販のコールドパックを再現しました。梅雨に入り、むしむしと暑くなってきたこの季節、コールドパックはひんやり冷たくてとても気持ちよかったです。「おうちでもつくりたい!」と5年生大絶賛!身近なものを自分たちの力で作ることができる貴重な体験でした。これを機に、身近ないろいろな現象に興味を持ってくれると嬉しいです。

小6は「地層のつくり」を調査しました。

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 「がけにしま模様ができるのはなぜなの?」「どうして川にはいろいろな大きさの石が落ちているの?」小学6年生はまもなく地学分野の学習に突入します。普段は教室で楽しくテキストを使って勉強していますが、6年生の内容に合わせた実験として今回「地層」を取り扱いました。
  粒の大きさによって水への沈み方が違います。そのようなこと普段生活する上であまり意識しません。あんなにきれいに2層に分かれると思っていなかった6年生は意表を突かれました。
  その後、型取剤と3つの色素を使ってカラフルな地層を作りました。これが少し難しい…型取剤をつくる温度が高すぎるとすぐに固まってしまい、低すぎるとなかなか固まってくれず何度も失敗を繰り返しました。しかし失敗を繰り返すことで学び成長するのが6年生!今度こそと最後には美しい層を作っていました。