電気回路
わくわく理科実験!
「経験して感じた体験が本当の知識になる」を目的にした『わくわく理科実験』。 今回の実験内容は「電気回路」。 参加者全員が実験キットの電気回路の配線を試行錯誤しながら作り、豆電球が一番明るく点く配線の仕方や電池が長持ちする配線の仕方を学びました。
今回はこのような実験キットを作成しました。
第8回からの「わくわく理科実験」は、5回シリーズで『電気』に関する実験を行う予定です。このシリーズでは、「回路」「電磁石」「発電・電池」「電気で動くロボット」「静電気」と、毎回楽しい実験を行いながら、目に見えない電気の謎を探ります。今回は豆電球が点灯することで、電気を見える形にして電気の流れる道筋を体験して電気の基礎を身につけることが目的です。
約30分程度で豆電球の配線が完成
アクリル板にねじを4本取り付けただけの実験道具ですが、そのねじに豆電球・乾電池・導線を様々な組み合わせで配線を作ってみると幾通りの配線の仕方があり、生徒にとっては結構、大変そうでした。 豆電球が一番明るく点る配線、電池が長持ちする配線を考えてさせてみると、意外と難しいようで、生徒の皆さんは頭をひねっていました。 でも、中学校で習う「オームの法則」の考え方を伝えると、どの配線が明るく点り、どの配線が暗くなり、どうしたら電池が長持ちするのかが一発で答えられるようになり、実験終了時にはスッキリとした表情でした。
ブラックボックスで配線のあてっこ!
2人1組になって、作った配線を当てっこするゲームです。 片方の生徒が乾電池と導線だけの配線を自由に配置します。そして配線が見えないように隠します。他方の生徒が豆電球を使い、隠された配線がどのような回路になっているのかを当てるゲームです。 当てる側の生徒は豆電球の光り方を頼りにして、乾電池と導線の繋がりを予測するのですが、とても大変でなかなか当てることができずにいました。それでも、習ったばかりのオームの法則を頼りに楽しみながら隠された回路を一生懸命考えていました。